酒井美代子のコラム 冬の季節の住宅事情
連日、寒さが続いていますが、1月25日は何の日かご存知ですか?
「日本最低気温の日」ということで、1902年のこの日に、
北海道旭川市でマイナス41度という日本の気象観測史上最低の
気温が記録された日だそうです。
私達の裏磐梯でも数年前にマイナス21.3度を
記録したことがありましたが、目を開けるのも痛く、
空気も凍りつくような感じを覚えていますが、
マイナス41度という世界はどんな世界でしょうね・・・
さてさて、今日はそんな冬の季節の住宅事情を
検証してみたいと思います。
日本の従来の住宅はそもそも湿気の多い夏向きに作られているので、
冬の寒さには向いていないのです。
断熱された住宅というのも十数年前くらいから登場してきたので、
寒さに悩やまされている方も多いと思います。
いつもいる居間やリビングなどはストーブなどで暖かくされていると
思いますが、廊下やトイレ、脱衣所などは暖かくなっていないので、
ヒートショックを起こしてしまい、お風呂に入った時などには、
溺れてなくなる方も多いのが現状です。
暖かい部屋から寒い部屋へ移動→服を脱いで裸になる
→お風呂に入るという行動が血管に負担がかかり、
高齢者などの心臓の弱い方などは特に気をつけなければなりません。
安全、安心であるはずの住宅で溺れて亡くなる方も含めて、
家庭内事故で死亡する高齢者はなんと交通事故死よりも
倍の人数になっているのが現状です。驚きですね!
ここで、家庭内事故につながる問題点を挙げてみます。
【住環境の問題点】
1.段差が多く不便。→転倒につながる
2.尺貫法の影響で廊下や階段、開口部が狭い。
3.家具類の使用で部屋が狭くなり、室内移動が困難。
4.和式の生活様式が身体機能が低下した高齢者には不向き。
5.日本の住宅は湿気の多い夏向きに作られているので、
冬の寒さには向いていない。
【改善点】家庭内で溺れて亡くなるのを防ぐために心がけたいことは…
1.脱衣所やお風呂を暖かくしておく
2.入浴中は様子を見る、または声をかける
そんな少しの心がけで防げる事故もあるのです。
酒井美代子






