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酒井美代子のコラム 冬の季節の住宅事情 -結露編-

カテゴリー: お知らせ — 投稿者: S.A.Design — 2010 年 2 月 10 日2:06 PM

酒井美代子のコラム 冬の季節の住宅事情 -結露編-

冬の寒い季節には、暖房は欠かせないものです。

しかし、結露で悩まされている方も少なくはないと思います。

結露の原因となるのは、構造上(断熱施工)の問題など
いくつか考えられますが、私たちの生活の中にも原因があるのです。

【結露の主な原因は?】

1. 石油ストーブやガスストーブを使用している

2. 断熱されていない窓(ガラスが単板サッシ)

3. 床・壁・天井の断熱がない

上記の原因から結露になりやすくなります。

たとえば、石油ストーブやガスストーブは、
燃焼させた分だけ水蒸気が発生します。

寒いからといって石油ストーブをつけていると、
毎日、ものすごい量の水蒸気が部屋中に充満するわけです。

部屋の熱の放出度を考えてみると、
およそ40%が窓から熱を放出してしまいます。

部屋中に発生した水蒸気は窓に向かって行って、
外気と接する窓によって冷やされ結露になります。

断熱されていない窓だと、
窓のガラスの表面を滝のように水が流れていきます。

拭いても、拭いても、湧き出てしまいます…。

【結露対策】

1. 水蒸気を発生する石油ストーブやガスストーブを使用しない

2. 窓のリフォームをする

3. 換気扇を付ける

結露対策としては、1の水蒸気を発生させるような
暖房器を使用しないことです。

ただ、これだと今使っている暖房器が使えなくなってしまうので、
もったいない感じがしますね。

かといって水蒸気が発生しないエアコンで暖房すると
電気代が気になります。

2の窓をリフォームするのは効果が高いと言えます。

断熱された窓を使用すると冷気をシャットアウトするので、
結露対策になり、部屋の暖房効率も良くなります。

窓のリフォームには、3種類あります。

一つ目は、今使っている窓そのものを交換してしまう。

二つ目は、ガラスを断熱性のあるペアガラスに交換する。

三つ目は、断熱窓を内側に取り付ける。

比較的簡単にできるのが、二と三です。

二は、ガラスを交換するだけなので簡単に施工できますが、
今使っている全ての窓のタイプに合わない場合があります。

三は、窓の内側にもうひとつ窓を付けるので
簡単に施工でき、ほぼ全ての窓に対応出来ます。

内側に付ける窓は、樹脂製のフレームになっていて熱を伝えにくく、
さらに従来のサッシの間に空気層ができるので断熱効果が高く、
結露の発生を防げます。

3の部屋に換気扇を取り付ける、
部屋の中の水蒸気が放出されるので結露対策になります。

換気扇は、熱交換型のものを選ばれると良いでしょう。

【住宅版エコポイント制度】

平成21年度の第2次補正予算は、平成22年1月28日に成立したので、
ようやく実施が決まりました。

エコリフォームやエコ住宅の新築された家に適用になります。

最大で1戸当たり30万ポイントになります。

結露は、この他にも洗濯物を干した時とか、
構造上からの問題もあるので、
お困りの方は、建築士に聞いてみてくださいね。

酒井美代子


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